巨人ネットワーク『Tomb Busters』日本無料ランキング 3 位に

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Written by 朝日堂

2026-06-01

巨人ネットワーク(Giant Network)が放つ新作『Tomb Busters』(中国名:超自然行動組)が2026年5月27日、ついに日韓米の各市場で正式ローンチを迎えた。iOS、Android、PCのマルチプラットフォームに対応した本作は、サービス開始直後からアジア圏のストアランキングを席巻。5月末時点で、日本のApp Store無料ゲームランキング3位、韓国でも7位に食い込むなど、好調なスタートを切っている。

この快進撃は、先行して実施された香港・マカオ・台湾市場での実績からも予見されていた。大規模なプロモーションに頼らずとも無料ランキングのトップ3に君臨した事実は、文化圏を越えた「遊び」としての受容性の高さを証明している。韓国市場においても、事前登録者数が100万人を突破するなど、リリース前からプレイヤーの期待値は最高潮に達していた。

中国で1,100億円超を記録した「探索型脱出」のメガヒット作

『Tomb Busters』は、過去1年半の中国市場において最も成功したタイトルのひとつだ。2025年1月のサービス開始以来、「中式微ホラー」特有の不気味な世界観と、探索・戦闘・脱出を軸にしたカジュアルながらも手に汗握る競技性がプレイヤーの心を掴み、DAU(1日あたりのアクティブユーザー数)は1,000万人を突破。累計登録ユーザー数は2億人を超え、売上高は50億人民元(約1,100億円)という驚異的な数字を叩き出している。

グローバル展開にあたり、同社は経験豊富な専門チームを招集。各地域の文化に合わせたローカライズの最適化はもとより、ユーザーからのフィードバックに基づいたUGC(ユーザー生成コンテンツ)エコシステムの構築に注力し、コミュニティ主導の長期運営を目指す構えだ。

業績が爆発する巨人ネットワーク、海外市場が成長の第2エンジンに

本作の海外進出が業界の注目を集める理由は、運営元である巨人ネットワークの劇的な業績成長にある。2025年の年間売上高は前年比72.69%増の50億4,700万人民元(約1,110億円)、純利益は同23.13%増の17億5,500万人民元(約386億円)となり、上場以来の最高益を塗り替えた。

2026年に入りその勢いはさらに加速。第1四半期の売上高は前年同期比221.70%増の23億2,900万人民元(約512億円)、純利益は同210.58%増の10億8,000万人民元(約237億円)と、凄まじい成長率を記録している。中国国内でトップ10の常連となっている本作の海外展開は、同社にとってさらなる収益の柱となることが確実視されている。

一方で、カジュアル競技ジャンルが海外で収益性を確立するには、先行するライバルとの差別化が鍵となる。例えば、韓国で絶大な人気を誇る『ブロスタ(Brawl Stars)』は巨大なアクティブユーザーを抱えるが、若年層が中心のため、ユーザー数に対して収益ランキングが伸び悩む傾向がある。「微ホラー×ソーシャル」という独自の武器を持つ本作が、日韓市場でいかにして独自のビジネスモデルを定着させるか、その手腕が問われている。

Sources:

文字よりも、ガチャガチャを回すあの軽やかな音を聴くのが好き。ランダムに転がり落ちてくるサプライズは、原稿を直したあとに訪れる予期せぬ驚きにとてもよく似ている。デスクの上には癒し系フィギュアがずらりと並んでいて、それらは締め切りのプレッシャーの中で、いちばん小さくて、いちばん確かな幸せの火花なんだ。

朝日堂

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